| 絹代: |
国内のレースと海外のレースを比べて違いはありますか? |
| 高岡: |
やはり全然違いますね。ロードレースなら、道のきれいな日本の方がいいですね。海外は石畳とか路面電車とかがあって走りにくいことが多いです。2002年3月にリスボン・ハーフマラソン(ポルトガル)へ出場しましたが、道が悪くてマメができそうなほどでした。北海道もそうなのですが、寒いところなので路面が硬くて、足に負担がかかります。そういうことを想定して、1〜2mmソールの厚いシューズを用意しておいたのですが、それがいい結果に結びついたと思っています。 |
| 絹代: |
世界歴代4位のタイムを出されたシカゴでは、道路が広そうで走りやすいのかなと想像しますが、上りと下りだとどちらが厳しいですか? |
| 高岡: |
もちろん両方厳しいですよ。でも、今はマラソンコースはほとんど平坦な道で作られていますね。選手にとってはやはり記録が第一。好タイムを残せれば次のレースはいい条件で参加することができますからね。そのためレース終盤に上りがある東京国際マラソンはあまり人気がないんですよ! |
| 大谷: |
上り道と下り道を比較すると、下り坂の方がコンディショニングを維持するのがむつかしいですよね。5kmごとの給水を利用してアミノ酸や水分を上手く摂取し、コンディショニングの維持に心がけていただきたいですね。 |
| 高岡: |
そうですね、効果的な給水法こそ、僕にとって大きな課題のひとつですね。 |
| 絹代: |
いま現在、レース中はどういった形で水分補給をなさっているのですか? |
| 高岡: |
レース中は、あまり沢山取らないですね。距離が長いので、腹痛になることをいちばん恐れています。僕は秋と冬のレースを中心に出場してきたので、これからは給水の効果的な活用法を含めて、アテネオリンピック(2004年8月)をターゲットとした準備を考えていかなければと思っていますし、いろいろアドバイスしていただけると助かります。 |
| 大谷: |
高岡さんはレース中の給水が少ないようですが、給水でどれだけ飲めるかというのが、その時の記録に大きく影響すると思います。フルマラソンの場合は35kmの壁がありますし、途中から糖質をいかにとるか、アミノ酸をどう摂るかを考えておかないと、エネルギー切れでバテるんですよ。喉が渇いてから飲んだときはもう遅いわけです。暑い時はなおさら、水分補給だけでなく、アミノ酸・ミネラルなどの効率的な摂取を心掛け、体液よりも低めの浸透圧(ハイポトニック)に設定されたスポーツドリンクを、飲用することをおすすめします。 |
| 絹代: |
最初に拝見した時、すごくスリムな方だとびっくりしたのですが、ご自分で走りやすいように、体重管理をされているのですか? |
| 高岡: |
そうですね、朝起きた後、練習終わった後、寝る前と、1日3回は計ってますね。(笑)それ以外にも気が向いた時にデータを集めるのが趣味で1999年以降の体重を記録しているんです。ちなみにシカゴマラソンに出場した時は61kgで、現在は66kgですよ。 |
| 絹代: |
「アミノバイタル」プロを飲まれているようですが、いかがですか? |
| 高岡: |
「アミノバイタル」プロを使用してい ますが、朝起きた時に一番元気な状態で、一日また練習に取り組めますね。やはりいい練習をたくさん順番に積めてこその結果だと思っているので、いい体を作るために、練習が終わったらアミノ酸補給と体重測定を欠かさず行っています。 |
| 絹代: |
毎日どれくらい練習されているのですか? |
| 高岡: |
日によって全然違いますが、20kmのときもあれば、多いときは合宿で60kmくらい走っています。 |
| 絹代: |
シカゴマラソンを走られた時って、マラソン2回目だったんですよね? |
| 高岡: |
はいそうです。目標タイムは2時間6分35秒、1km=3分ペースを目標としていましたが、2時間6分16秒という記録(日本最高)を残すことができました。これもひとえに、世界戦26回出場の伊藤監督の指導の賜物です!まさに伊藤監督のアドバイスが記録への近道だったと思っています。また今年もオリンピック予選(福岡国際マラソン)が12月にありますが、今日のアドバイスをもとにまた一歩上を目指して頑張りますよ。 |
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※敬称略させて頂きました。 |