| 絹代: |
ライフセーバーになられてどのくらいになりますか? |
| 遊佐: |
高校を卒業して、スポーツクラブのインストラクターを養成する専門学校に入学したのですが、救急法の授業で小峰力先生(現日本ライフセービング協会理事長)にお会いしたのをきっかけとしてライフセービングを始めました。今年でライフセーバー歴12年目になります。ライフセービングを始めた当時、私はビーチフラッグス競技(20m先に1.2m間隔で置かれたフラッグを奪いあう競技)があることを知りませんでしたが、そもそも人命救助のスキルを身につけたいと思っていました。 |
| 絹代: |
ライフセーバーがビーチフラッグス競技を行うのはどういった意図があるのでしょうか? |
| 遊佐: |
ビーチフラッグスに必要な「瞬発力」と「集中力」はライフセーバーにも求められる要素です。夏の海水浴シーズン、わたしは朝7時から夕方6時までビーチのパトロールで集中力を保たなくてはなりません。競技は、あくまでもライフセーバーとしての自分を確かめるための手段と考えています。 |
| 絹代: |
遊佐さんの活躍によって、最近は女性ライフセーバーやビーチフラッグスを始める人が増えたようですね。 |
| 遊佐: |
競技人口が増えるのは歓迎しますが、ビーチフラッグスはあくまでも人命救助に役立てるためのものであり、ライフセーバーとしての成長を計るもの。人命救助に必要な技術と体力の向上を目的に始められた競技なので、それだけは忘れてほしくないですね。 |
| 絹代: |
トレーニングはオフシーズンも続けられているのですか? |
| 遊佐: |
体力を維持するための筋力トレーニングは1日も欠かさないですね。ライフセービングで「女性だから」とか思われたくないですし、何よりもライフセービングと競技をできる限り長く続けたいと思っていますので。 |
| 大谷: |
ビーチフラッグスは、わずか数秒で勝負が決まる競技なだけに、瞬間的な運動能力が求められます。そのため、オフシーズンも含めて日頃からカラダの状態を良くしておく必要があります。また勝ち進んでいく中でのバテないカラダ作りのためにも、トレーニングでのアミノ酸摂取をおすすめしますよ。 |
| 絹代: |
スリムな遊佐さんですが、夏場とオフシーズンでは、栄養面の調整はどうされていますか? |
| 遊佐: |
ライフセーバーという人の命を預かる身ですから、自己身体管理には十分気を使っています。「冬は運動量が少ないから食べない」というのは良くないと思っています。アミノ酸の摂取については、ビーチフラッグスの本番に「アミノバイタル」プロを1袋飲んでいます。周囲のライフセイバーの間でも、「アミノバイタル」を飲んでいる人が多いんですよ。 |
| 大谷: |
「運動しないから食事の量を減らす」というのは良くないですね。日々生活している中で、体は確実にエネルギーを失ってます。そのため、たとえダイエット中の方でも、ベースとなる体調維持を考え、食欲の無い時でも効率的な栄養補給を心掛けるべきです。それが健康的な体のシェイプアップにつながります。 |
| 絹代: |
全日本選手権で10連覇、世界選手権を3回も制覇されて頂点へ上り詰められていますが、次の目標は何ですか? |
| 遊佐: |
2004年の夏にイタリアで世界大会が予定されており、そこで優勝するのが現在の目標です。これからも、ビーチフラッグスが人命救助のためにあることをもっと広めたいと思っています。 |
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※敬称略させて頂きました。 |